リクルートの良いところ&残念なところ
クレジットカードは各社から発行され発行元のみの魅力的な特典を付けてアレやコレやと新規顧客獲得に励んでいます。
その中でも今日見ていきたいのは「リクルートカード」
名前の通りリクルート社より発行されているクレジットカードです。
そのクレジットカードの長所と短所はどのようなのがあるかをこれから紹介していきましょう。
~メリット編~
リクルートカードのメリットは年会費・入会費無料は元より主にこの特徴があります。
① 保険
国内外問わず旅行中の怪我や病気、事故に巻き込まれたりショッピングで買った品物の物損や盗難があっても保険が適用され損害を保証してくれます。
2017年現在はJCB、VISA及びMasterCard共に
旅行損害保険(三社共通)
海外旅行 → 最高2000万円
国内旅行 → 最高1000万円
ショッピング保険(三社共通)
補償額 → 年間200万円
までの額なら保証し万が一の時でも安心です。
② 電子マネー対応
現在は電子マネー対応のお店が増え現金が手元に無くクレジットを使わずとも前もってチャージしておけばスムーズにお支払出来て買い物にも便利な電子マネーにも対応しております。
その中でもリクルートカードはnanako、モバイルSuicaは三者共通で対応しています。
VISA及びMasterCardだとそれに加え楽天Edy(ラクテンエディ)や、SMART ICOCA(スマート イコカ)にも対応しており電子マネーで買い物をする機会が多い人はJCBよりはこちら二社のを選んだ方がお得です。
~デメリット編~
その一方でメリットでもありデメリットでもあるポイントが一点だけあります。
それは「リクルートポイント」の利用範囲です。
名前の通りリクルート関連の会社で使えるポイントでリクルートカードを利用してのショッピングですと1.2%からの高還元率を謳っていて更に関連会社だとそれが3.2~4.2%にまで倍増します。
数字だけで見るなら非常に魅力的ですがデメリットとなる部分は「使用場所」です。
リクルートポイントが貯まるのは確かにお得ではありますが使用場所がリクルート関連の会社やサイトのみとなるので用途が限定的になってしまいます。
( ※使用可能場所はリンク先を参照。 http://recruit-card.jp/ )
リクルートポイントをPontaポイントとして変換してPonta対応のお店で使う方法もあるにはあるのですがTポイントや楽天ポイント等実店舗でも多く使えるポイント付属するクレジットカードが発行されているのを見た後ではちょっと魅力に欠けるかもしれません。
最後に、リクルートカードは魅力が無い訳では無く作っておいても損はないけれどリクルート関連のサービスをよく使っているか否かが決め手となる状態です。
リクルートカードをお得に使えるショップはどこ?
リクルートカードのポイント付与の方法は「買い物した金額×1.2%」です。
100円毎にポイントを付与する方法が多い中、リクルートカードでは買い物した金額から無駄なく還元してもらえるのは嬉しいところですね。
リクルート関係サイトを利用すれば、さらにポイント還元率がアップするのもメリットです。
じゃらんnet、ポンパレは3.2%、ポンパレモールなら4.2%以上といった高還元率となっています。
また、光熱費や携帯料金もリクルートカードを利用して支払えば、しっかり1.2%還元されるのでお得です。
貯まったポイントは、リクルート関係サイトなら1Pを1円として利用することができます。
また、ローソン、ゲオ、ビックカメラ、ケンタッキーフライドチキンなどで使える共通ポイントのPontaポイントへの変換も可能です。
リクルートが運営するスマホアプリ「ショブリエ」を利用すれば、PARCOや東急ハンズなどの商品券との交換もできます。
使い勝手がいいのもメリットです。
旅行傷害保険やショッピング保険など付帯する保険内容も充実していますので、安心して使うことができます。
ほぼメリットだらけのリクルートカードなのですが、敢えてデメリットを挙げるとしたら、カードブランドをVISAにした場合のみ、ETCの新規発行手数料が1000円かかることでしょうか。
ちなみにJCBならETCの新規発行手数料は無料なので、その点がひっかかるのであれば、JCBを選ぶといいでしょう。
年会費無料のカードでは還元率トップクラス
リクルートカードは年会費無料です。
通常の買い物でリクルートカードを100円利用すると、1.2円分のリクルートポイントが貯まると考えてください。
これは還元率1.2%に相当し、年会費無料のカードとしては相当な高還元率です。
また、リクルートが運営する「じゃらん」や「ポンパレモール」などのポイント参画サービスであれば、同じリクルートということで、この還元率が最大4.2%まで上がります。
さらに、このリクルートポイントですが、Pontaポイントに交換することが出来ます。
Pontaポイントは、Tポイントと同じくらい利用範囲が広く、ローソンなどのコンビニなど、あらゆる店舗で使用することが出来ます。
ローソンとじゃらんをよく活用している人にピッタリです。
一方で、短所を考えた場合、価格.comが発行するレックスカードに還元率で負けてしまっていることです。
REX CARD Liteは、年会費無料で還元率は1.25%付きます。
僅かの差ですが、カード決済でまとめている人には、この差は長期で見れば大きくなります。
また、REX CARD Liteは、ポイントをJデポという値引きサービスに交換できます。
これにより、カードの請求額から直接値引きされるので、ある意味合理的とも考えられます。
レックスカード ライト
HP: http://www.jaccs.co.jp/service/card_lineup/teikei/rexlite.html
これらの競合カードに負けているという短所はありますが、リクルートカードに参画しているサービスをよく利用する人は、かなりの還元率が期待出来ますし、リクルートポイントをPontaポイントに交換すれば、ポイントの利用範囲は限りなく広がります。
そういう意味では、お勧めの1枚と言えるでしょう。
リクルートカード